ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 レビュー

「アニメ映画でちょっとした幸せを」。

アニメ映画大好きブロガー夏影です。

 

社会現象となったアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」。劇場版(通称:旧劇)で完結したかと思われましたが新たに作られることになった作品です。

「エヴァンゲリオン」シリーズの新劇場版1作目「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」のレビューをします。

再び「エヴァンゲリオン」の新作を観ることができるとなってどれほど心が舞い上がったか。ちなみに「序」は住んでいる所で公開が無く、他県まで観に行った思い出深い作品でもあります。

アニメ、旧劇場版、漫画、各種考察本読破済。BDも所持しています。ある程度深い知識を持った状態でのレビューになります。

レビュー

ストーリー: 30/40

作画: 8/10

音楽: 8/10

演技: 7/10

惹き込まれ度: 16/20

刷新度: 8/10

総括: 77/100(時間をかける+αの価値あり)

夏影式アニメ映画レビュー基準

2019年7月29日

あらすじ(夏影編集)

世界の総人口の半分が失われたという世界規模の未曾有の災害「セカンドインパクト」から15年後の世界。碇シンジは3年間離れて暮らしていた父に呼ばれ第3新東京市に向かっていた。

しかしその最中に謎の巨大生命体と国連軍の戦闘に巻き込まれてしまう。命からがらその場から離れ、父である碇ゲンドウと再会するシンジ。再会してすぐにゲンドウは伝える。

汎用ヒト型決戦兵器・人造人間「エヴァンゲリオン」にパイロットとなり搭乗し、謎の巨大生命体「使徒」と戦えと。

運命に歯車に巻き込まれていく一人の少年。少年は何を見て、何を考え、どのような決断を下すのか。

これは、一人の少年の軌跡と世界の物語。

レビュー

ストーリー 30/40

一言で言うと「アニメ版エヴァンゲリオンの序盤部分の総集編」。しかしながら全般的にクオリティが断然上がっていまして目を惹かれるものばかりでした。

総集編と言っても展開が雑に飛ばされることなく、エヴァンゲリオン自体が初めての方にとっても、置いていかれることのない丁寧な作りになっていました。

ストーリー自体の話ですが、主人公である碇シンジが翻弄されながらも歯車に巻き込まれていく。原作があるということもあり、しっかりとした運びになっていました。

しかしながら4部作の序盤ということもありこのレビューになっています。

作画 8/10

内容としてはほぼ原作通りだったのですが映像は段違いでした。アニメは1995年放映開始、「序」は2007年公開ということもありますが公開時の技術をふんだんに使用した綺麗な作画でした。

特にキャラの表情が本当に生きていて度重なるアップにも違和感がなかったです。終盤のヤシマ作戦は世界観含めて一見の価値あるものでした。

ラミエルさんの作画凄すぎ(劇中では第6使徒の呼び名のみ)

音楽 7/10

アニメ版の懐かしいBGMも利用されていてアニメ版を思い出しつつ綺麗になった劇場版を楽しむことができました。BGMも違和感なく作品にマッチし、場面を盛り上げていました。

ここで特筆したいのが宇多田ヒカルさんの「Beautiful World」。初見時に流れた瞬間にゾワッとしたのは忘れられません。作品の余韻にしっかりと浸らせてくれる音楽でした。

演技 7/10

アニメ版から年月は経っていますが特に違和感はなかったです。基本的にシンジくんの表情の移り変わりが多いのですが、全く浮くことなく演じ切られていたと感じました。

全体を通して良い意味ですんなりと受け入れられる。そのような素敵な演技でした。

惹き込まれ度 16/20

ある側面ではバトルものということもあり、随所で激しい攻防がありました。そのため穏やかな情景を描く作品よりも惹き込まれる勢いは強かったように感じます。言い換えると上手いタイミングで戦闘のタイミングを入れていたということかもしれません。

終盤にかけてのシンジくんの成長、作品の佳境への入り方。ストーリーはアニメで知っていたとしてもヤシマ作戦は完全に惹き込まれてしまいました。

構成は総集編に近かったのですが、最初から最後まで飽きる部分が無い作品でした。

刷新度 8/10

内容としては総集編に近い作品でしたが、その中でも随所に細かい描写が加えられていました。

特筆したいのが「ヤシマ作戦」。私的にエヴァンゲリオンの中でも見せ場の一つと考えているのですが、新しく非常に細かく描かれていて、とても迫力のあるものになっていました。私の中ではこのシーンを大迫力で観ることができただけで価値がありました。

その他にもアニメ版との相違点もたくさんあるので、アニメ版を観られていた方ならばそのような楽しみ方もあると思います。

総括 77/100

「総集編だけれども大幅にグレードアップした総集編」。観終わった後の印象はこのような感じでした。良い意味でこれからエヴァンゲリオンを観てみたいという方にはピッタリな一部作目だったなと。

描写の細かさ、臨場感、そしてさりげなく追加されている様々な要素。

初めてのエヴァの方にも、これまで追いかけてきたエヴァファンもどちらとも満足できるような作品でした。私個人としては「どうして使徒の名前が無くなったの!?」とか諸々考える楽しみもたくさんありました。

とても注目されている作品でまだ映画が完結していない状況もあります。話題になっているから観てみようかなと思っている方にぜひおススメさせていただきます。エヴァワールドのまさに序章があなたをお待ちしております。

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