【最強すぎる空手家】名探偵コナン 紺青の拳 レビュー

「アニメ映画でちょっとした幸せを」。

アニメ映画大好きブロガー古賀真夏です。

 

今回は日本の国民的マンガ&アニメ&映画になった名探偵コナンの2019年作品「名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)」のレビューをします。

名探偵コナンとの付き合いは1巻発売当初から。マンガは中途半端ですが70巻当たりまでリアルタイムで読破。アニメは子どもたちが好きなため毎週録画して一緒に観ています。

レビュー

ストーリー: 25/40

作画: 8/10

音楽: 7/10

演技: 7/10

惹き込まれ度: 13/20

アクション度: 8/10

総括: 68/100(時間があれば観てもいいかな)

真夏式アニメ映画レビュー基準

2019年7月29日

あらすじ(公式サイトより引用)

19世紀末に海賊船と共にシンガポール近海に沈んだとされる、世界最大のブルーサファイア”紺青の拳”。

現地の符号が回収を目論み、表舞台にその姿を現した時、マリーナベイ・サンズ近郊にて殺人事件が発生。現場には、怪盗キッドの血塗られた予告状が残されていた。

そしてその頃、シンガポールで開催される空手トーナメントを観戦する為、蘭と園子は現地を訪れていた。パスポートを持っていないので海外渡航できないコナンは留守番のはずだったが、彼を利用しようとするキッドの奇術的な方法により、強制的にシンガポールへ連れてこられてしまう。

従わなければ日本に帰ることすらできないコナンは、メガネ、腕時計、服など全て奪われ変装することに。その正体に気付いていない欄に名前を聞かれ、とっさに「アーサー・ヒライ」と名乗る。

キッドはある邸宅の地下金庫にブルーサファイアが眠っているという情報を得る。いつも簡単に侵入成功したと思われたが、危険すぎる罠がキッドを待っていた。

立ちはだかったのは、400戦無敗の最強の空手家・京極真。キッドの命運は……!?そして、不吉な何かを予兆するかのようにシンガポールの象徴・マーライオンから真紅に染まった水が放出される。

レビュー

ストーリー 25/40

良い意味でも悪い意味でも上手くまとまっていました。

観ていてドキドキする展開があるかと言われるとそんなことはないですし、どんでん返しがあったかと言われると予想を裏切るほどの展開はありませんでした。

しかし「普通に面白く派手なアクションが多く、映画代を払って観た価値のある」作品でした。コナン好きな方は勿論、初めてコナンを見られる方も普通に楽しむことができると思います。

正直なところ今回はストーリーで見せるという趣旨ではなく、映画ポスターを見れば分かるように「怪盗キッドVS京極真」を中心としたやりとりを楽しむための作品かと。

この二人を好きな方は観ないと損な作品に仕上がっていると思います。やっぱりコナンの映画は安定感があるなという印象でした。

作画 8/10

コナンも今回で23作目。実際に観ていて作画がおかしいなと感じる場面はありませんでした。

特に今回は人物で言うと園子と真に焦点がよく当たっていた印象で園子の表情の変化などは凄く惹き込まれるものがありました。

コナンのアニメも映画も何本も見てきましたが一番可愛かったのではないかと。園子の株がうなぎ上りしたこともあり、少し甘めのこのレビューです。

音楽 7/10

正直最初のテーマ音楽だけで基本の点数が高くなってしまいます。ポケモンのテーマも然り。この音楽を聞いただけでワクワク。今回も例に漏れず音楽の力って偉大だなと思いました。

エンディングは可もなく不可も無く。個人的には少し好きな感じでした。劇中の音楽(BGM)等も違和感等がありませんでした。

演技 7/10

アニメがある映画だと本当にすんなり入ることができます。特にコナンはもう聞き慣れていて逆にこの声じゃないとダメなのでしょう。

映画のために出てきたキャラクターについても演技に違和感はなく、作品に集中することができました。

惹き込まれ度 13/20

最初の作品への惹き込まれ感は凄かったです。予告等でもありますが、マーライオンから真紅の水が溢れた時はどうなるのだろうと思わずにはいられなかったです。

推理物とあって事件も次から次に起こり、目まぐるしく場面が転換することもあるので良い意味で集中して観ていました。のめり込むという感覚ではなく、しっかりと作品を追えるようにという感覚でした。

ストーリーでも書きましたが普通に面白く、別な事を考えている暇はありませんでした。

アクション度 8/10

最近のコナンの映画の売りの一つ「アクション」。今回の作品も充分すぎるほどにアクション描写が多かったです。

アニメならではの現実離れしたアクションも多く、妻は「あんなことはあり得ない」と言っていたので、少し観る人を分けるアクションが多いかもしれません。

しかし、それこそが現実にはないアニメだから描けるアクションだとも思うので、私としては見所として書きました。頭空っぽにして派手さを楽しむのであれば全然有りだと思います。

総括 68/100

安心して普通に楽しむことのできる作品でした。

きっとこの作品を観る方はコナンが好きな方、または子どもの付き合いで親も一緒にというケースも多いと思いますが、どの年代も一定以上楽しめる作品に仕上がっていると思います。

機をてらった演出とか唸る部分等はありませんが普通に良い映画です。逆に一定のクオリティがある作風だからこそ、毎年高い興行収入を保ち続けることができるのかもしれませんね。

観てみようかなと悩んでいる方。観て損はない作品です。

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