トイ・ストーリー4 レビュー

「アニメ映画でちょっとした幸せを」。

アニメ映画大好きブロガー夏影です。

 

知らない人はいない。そう言っても過言ではない「トイ・ストーリー」。今回はシリーズ4作目となる「トイ・ストーリー4」のレビューをします。

シリーズ1作目が世界初の長編フルCGアニメーションとして大きな注目を浴び、内容も素晴らしく一躍アニメ映画の地位を確固たるものにしました。

1作目が好きで、続編を楽しみに観に行ったものの…という経験をされた方も多いと思います。そのような意味でも4作目がどのようになっているのか。ワクワクしながら観に行きました。

トイ・ストーリーシリーズは3作目まで全て鑑賞済。過去には東京(東京都現代美術館)で行われていた「スタジオ設立30周年記念ピクサー展」も観に行きました。

レビュー

ストーリー: 40/40

作画: 9/10

音楽: 6/10

演技: 8/10

惹き込まれ度: 20/20

人生度: 10/10

総括: 94/100(間違いなく観るべき&人生に影響を与えてくれる)

夏影式アニメ映画レビュー基準

2019年7月29日

あらすじ(公式サイトより引用)

“おもちゃにとって大切なことは子供のそばにいること”――

新たな持ち主ボニーを見守るウッディ、バズら仲間たちの前に現れたのは、彼女の一番のお気に入りで手作りおもちゃのフォーキー。しかし、彼は自分をゴミだと思い込み逃げ出してしまう。

ボニーのためにフォーキーを探す冒険に出たウッディは、一度も愛されたことのないおもちゃや、かつての仲間ボーとの運命的な出会いを果たす。そしてたどり着いたのは見たことのない新しい世界だった。最後にウッディが選んだ“驚くべき決断”とは…?

レビュー

ストーリー 40/40

もうなんとお伝えをすればいいのか。すべての展開、ストーリーの分岐点、完璧であったとしか伝えようがありません。

安心する既定路線、いわゆる王道かと思えば、所々でいい意味で予期せぬショックを受ける。作品を通して些細なことも含めてすべてが伏線になっている。本当に純粋に楽しませてもらいました。

おもちゃを題材にしているため家族連れが非常に多かったのですが、子供は映像に、大人はストーリーに胸を打たれたと思います。笑わせてくれる部分からシリアスな部分まで詰まっていました。

どの世代にも観たときに何かを与えてくれる、そのようなストーリーだったと感じます。「トイ・ストーリー」シリーズでは一番好きかなと。ラストの展開が本当に読めなかった。文句なしの満点です。

作画 9/10

「トイ・ストーリー」のキャラクターについて、作画という言葉が適当かというところもありますが…。トイ・ストーリーシリーズ全般に言えることですが、全くもって違和感なし。本当におもちゃが生きている。今作もそのように感じました。

特に私が大好きなシーンがありまして。一瞬、本当に一瞬だけウッディが拳を握ろうとするんです。そこまで細かい描写もするのかと。

でもその拳を握ろうとする理由を私達はきっと分かるはずです。誰もがきっと抱えたことのある思い。感動しました。

音楽 7/10

いい意味で記憶に残っている音楽はありませんでした。トイ・ストーリーシリーズで代表曲となっている劇中歌は今作も流れました。

音楽の相乗効果で魅せるというより、ストーリーを作画でさらに昇華させているというように感じました。

演技 8/10

ストーリーも4作目ということで、いつもの聞き慣れた声が作品に没頭させてくれました(日本語吹替)。

今回はギャグパートとシリアスパートの切り替えが多かったような気がしますが、それぞれのパートに引っ張られることなく、スッとキャラクターの想いが染み込んできました。

特にボーとフォーキーが私は好きでした。フォーキーのあの感じ、なんか癖になっちゃいます。

惹き込まれ度 20/20

ストーリーが良いとやっぱり惹き込まれてしまう。そのことを再確認させてくれた作品でした。

惹き込むにはストーリー自体も大切ですが、転換期をいつ組み込むのか。観客にとってこれも非常に大切な部分だと思っています。

これらが合わさった結果、全くもって退屈な時間帯が無かったです。最初から一気に惹き込まれ、途中で笑い、驚き、そして最後に涙する。あっという間に過ぎ去った貴重な時間でした。

人生度 10/10

気付いたら作品を通してこれまでの人生を思い返していました。ウッディ、ボー、ギャビー。たくさんのおもちゃにそれぞれの人生がありました。

「そうか、人の人生もこういうものなのか」。何を目指して、なんのために生きているのか。何が生きる上での大事なことなのか。

作中でバズは何度も繰り返します。「内なる自分の心に聞け」。「トイ・ストーリー」のキャラクターを通して人生の意味を垣間見た気がします。

総括 94/100

これほどまでに観てよかったと思える作品は久し振りでした。そして恐らくこの内容を「人間」で描くことは無理だと思います。

おもちゃだからこその境遇があり、その視点だからこそ描くことができた物語。まさにアニメ映画でしか伝えることができない素晴らしいものを受け取った気がします。

ずっと難しい感じでレビューさせていただきましたが、子供たちも本当に楽しそうに観ていました。5歳の次男は「とっても綺麗…」とふと誰に言うでもなく呟くほど見入っていました。

私も含め「トイ・ストーリー4」を観て、きっとそれぞれ作品から何か贈り物を受け取っているはずです。おもちゃにもそれぞれの人生があるように。

家族で。恋人と。もちろんお一人でも。ぜひ観ていただきたい作品です。

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